定年後の住処について考えてみました。
家を買うことを考えたことなく過ごしてきましたが、定年の少し前あることがきっかけで家を購入しました。

自分の家は必要?
転勤、転職などを考え、今まで賃貸で十分と思ってましたが、
野良猫を保護しようとしたところペット不可の賃貸では、問題が発生してしました。
ペット可の賃貸を探しましたが、なかなか良い物件が見つかりません。
では、自分の家ならだれにも文句は言われないだろうと、中古物件を探しました。
たまたま、手ごろの中古物件を見つけたのでそこをリフォームして猫たちと住もうと決意したのでした。

定年間際の住宅ローン
さて、手ごろな中古物件を見つけ、リフォームの見積もりをしました。
がしかし、自己資金だけでは、足りません。
50代後半で銀行が住宅ローンを組んでくれるのでしょうか、不安でした。
銀行で相談し、手続すると難なく審査が通り住宅ローンを組むことができました。

定年後の繰り上げ返済
無事に住宅ローンを借りることができ、最初は定年時の退職金で繰り上げ返済を考えていました。
定年を迎え退職金をもらった時に、この退職金を使うべきかよく考えてみました。
住宅ローンを返済し、月々の支払いを減らすか、このまま月々の返済を続けるか迷いました。
ネットの記事で住宅ローンを繰り上げ返済した直後に亡くなった場合、その繰り上げ返済が無駄になってしまうとの記事を目にしました。
住宅ローンを契約するときに団信(団体信用生命保険)に加入していると、亡くなったときはその生命保険で住宅ローンを支払いできるのです。
すると、その後の返済の必要がなくなり、家族がその家にそのまま住むことが可能です。
昔の金利が高かったころであれば、返済額を減らすために繰り上げ返済も有効だったようですが、今の低金利であれば、まとまった資金(退職金など)はとっておき、住宅ローンを返済するほうが得策と考え、今も月々の住宅ローンの返済を行っています。

万が一の時に安心な「団体信用生命保険(団信)」とは
団体信用生命保険(団信)は、住宅ローン契約者が死亡または所定の高度障害状態となった際、生命保険会社がローン契約者に代わってローン残高相当分の保険金を金融機関に支払う保険です。
金融機関を保険契約者および保険金受取人、住宅ローン契約者を被保険者とする契約形態となります。
通常、団信の保険料は住宅ローンの金利に含まれており、契約者が別途負担する必要はありません。
中には、死亡保障や高度障害のみに留まらず、がんや3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)などを保障する特約付きの団信もあります。ただし、死亡・高度障害以外にがんのような疾病を保障する団信の場合は、保険料が金利に上乗せされる、または別途保険料の負担が発生する商品がほとんどです。
万が一の時に住宅ローンの残高を0にしてくれる
団信に加入している住宅ローン契約者が死亡もしくは高度障害状態となった場合、返済中のローン残高は0円となります。これは、団信によって保険会社から金融機関に対して保険金が支払われ、その保険金がローンの残高に充当されるためです。
住宅ローンを借りる人の多くは最長で35年という長期にわたって返済していくため、途中で亡くなったり、事故で高度障害になったりするリスクも十分に考えられます。そのような状況であっても、団信の保障によって保険会社が残りのローン返済を肩代わりしてくれるため、安心して住宅ローン契約を組むことができます。
団信は、もしもの際に家族の生活を守るための安心保障といえるでしょう。
団信に加入していないと家族が支払いを引き継ぐことになる
団信に加入していなかった場合、住宅ローンを組んだ契約者に万が一のことがあった際には、家族がローンの返済を引き継がなければなりません。しかし、遺された家族の収入では、ローンの返済が難しいケースも考えられます。最悪の場合、せっかく購入したマイホームを手放すことにもなりかねません。
そのような状況を避けるため、団信は住宅ローンの契約に伴って必要不可欠なものです。団信加入が任意とされる住宅ローンも稀にありますが、基本的には住宅ローンと団信をセットで考えるべきでしょう。
仮に、健康状態によって通常の団信には加入ができないといった場合であっても、ワイド団信などによって保障を確保することが必要といえます。
ちなみにワイド団信とは、通常の団信よりも引受条件を緩和した保険です。健康上の理由などから一般的な団信には加入できなかった…という方も入りやすい保険となっています。
団信なしでローン契約を組むのはリスクがあまりにも高いため、万が一に備えて団信、もしくはワイド団信への加入は欠かせません。
引用元:三井住友銀行HP 住宅ローンのコラム
まとめました
定年間際でも住宅ローンを借りることはできました。
銀行に違いがありますが、65歳までは住宅ローンを借りることができるようです。
もちろん、審査に通らなければなりませんが、
低金利の今、繰り上げ返済は考えようです。
定年後収入も減り、いつ病気になるかもしれません。
そのため資金はできる限り、手元に残しておいておいたほうが良いと考えています。
やはり、自分の家を持ってよかったと感じています。
自分の家の購入を決断させてくれた猫たちに感謝しています。
当時の猫たちはもういませんが、他の猫たちとハッピーに暮らしたいです。

俺もこの段ボールハウスがお気に入り
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